先取り貯金の考え方と方法について

みなさん、こんにちは!

マネーフォーキャストです。

今回は【先取り貯金の考え方・方法】についてまとめていきます。

メリット・デメリットについてもお伝えしようと思います。

 

先取り貯金ってどういう事なの?

 

毎月収入が入って、食費などのお金を支払って残ったお金で貯金する。

というのが一般的な考え方ですが、残ったお金・・・これがなかなか残りません。

支出の額は、収入の額に達するまで膨張する【パーキンソンの法則 第二法則】

人は収入が入ったら入った分お金を使ってしまいますよ。ということなんです。

このような法則があるくらい余ったお金で貯金というのは難しいです。

そのため、この法則に左右されないように仕組み化したのが先取り貯金なんです。

具体的なやり方は、以下のような手順で進めることができます。

目標の設定

先取り貯金の目的や予定している出費を明確にしましょう。

教育費、旅行費、住宅ローンの返済、車の購入など、将来の出費に関連する目標を設定します。

 

予算の立て方

出費の予測や目標に基づいて、月々の予算を立てます。

収入と支出のバランスを考慮し、どれくらいの金額を毎月貯金に回すことができるかを確認します。

 

貯金を自動化する

先取り貯金を効果的に行う方法は給与や収入が入った直後に自動的に貯蓄口座に引き落とすことです。

収入が入った直後に貯金引き落としがあれば最初から貯金分のお金はなかったものとして生活しなければなりません。

最初は急にお金が減った気がしますが、継続することで慣れていきます。

また、貯金だけではなく、積立投資を利用して将来の成長も狙うことができます。

 

先取り貯金の3つのメリット

無理なく資金を準備

将来の出費に備えるため、早めに貯蓄を始めることで、無理なく資金を準備することができます。

急な出費や借金をしないことにつながります。

利息や投資収益の最大化

早めに貯蓄を始めることで、時間がお金を増やしてくれます。

つまり、時間が長ければ長いほど、利息や投資収益を最大化することができます。

長期的な視点で資産を増やすことができます。

経済的な安心感

先取り貯金をしていると、将来の出費に対する経済的・精神的な安心感が生まれます。

経済的な効果だけでなく、お金が足りなかったらどうしようという精神的にも安心感ができます。

安心感があれば、予期していなかった出費や困難な状況にも対応しやすくなります。

 

先取り貯金の3つのデメリット

生活費の制約

先取り貯金をするためには、収入の一部を強制的に貯金に回す必要があります。

そのため、生活費の制約や節約が必要になる場合があります。

短期的な利用の制約

先取り貯金は将来の出費に備えるための貯金のため、一時的にお金が必要お金が必要な時には

現金化が面倒になることがあります。

投資リスクの注意

積立投資を活用する場合には投資リスクがあることに注意が必要です。

運用中、短期間でお金が必要な場合、市場の価格変動などによっては元本割れの可能性があります。

 

先取り貯金は将来の出費に備えるための有効な方法です。家計改善の記事についてはこちら

ただ、個々の状況や目標に合わせて適切な計画を立てることが重要です。

ファイナンシャルプランナーを活用することで、より具体的で効果的な先取り貯金の方法を見つけることができます。

それではまた次回。