アノマリーって何?

みなさん、こんにちは!

マネーフォーキャストです。

12月も近づいてきて以前にも増して2024年からの新NISAのお問い合わせが増えてきました。

運用をする上で参考にできるものをいくつかお伝えできたらと思います。

今回は、以前”先人の知恵に学ぶ?”でお伝えした【相場の格言】

とは少し違う【投資のアノマリー】についてお伝えしていきたいと思います。

 

アノマリーって何?

みなさん、アノマリーって聞いたことありますか?

普段あまり聞き慣れませんよね。

投資のアノマリーとは、具体的な理論や予測、通常の相場の予測や金融理論から外れた

不思議な現象を言います。

つまり、具体的な理論や予測では説明しづらい経験則的な規則性のことです。

ちょっとわかりづらいですよね。

いろいろなものがありますが、わかりやすい例でいくつかお伝えしていきます。

 

どんな事があるの?

【1月効果】

株式市場で1月の収益率が他の月と比較して高くなりやすいというアノマリーです。

これは季節性のアノマリーと呼ばれています。

年末に税金対策として売られやすくなる一方で、年明けに新規資金が入りやすいという事が要因と言われています。

 

【ハロウィーン効果】

10月に株式を買って、4月に売れば効果的にリターンが上がるというアノマリーです。

10月末にハロウィーンのお祭りがあるということでこのように呼ばれるようになったようです。

 

【干支にまつわるアノマリー】

2024年も近づいてきましたので来年の辰年をご紹介します。

”戌亥の借金、辰巳で返せ”や”戌亥買いの辰巳売り”というアノマリーがあります。

戌年や亥年は相場が下がりやすく、辰年や巳年相場が上がりやすいことから来ているアノマリーです。

 

全てが正しいわけではない

いかがでしたでしょうか?

今回は簡単な3つを例にご案内しましたが、他にも様々なアノマリーがあります。

ただし、これが全て当たるわけではありません。

あくまで過去このような事があったから、上がりやすいですよ、下がりやすいですよ。

というような内容になっています。

投資は自己責任が原則となります。

最終的には情報をしっかり収集して頂き、必要があれば専門家からの情報も参考にしながら決定していく事が大切です。

ただ、アノマリーは面白いものも多いですのでご興味があれば一度検索してみるのもいいかもしれません。

それでは、また次回。