先人の知恵に学ぶ?

みなさん、こんにちは!

マネーフォーキャストです。

”投資をする上で気をつけておいた方が良い事ってありますか?”

こんな質問を頂くことがあります。

たくさんあります(笑)。

以前”はじめに知っておきたい投資の注意点!”でご紹介した内容もその一つです。

私も投資をする上で気をつけていることの中に”相場の格言”というものがあります。

 

相場の格言ってなに?

相場の格言は日本の江戸時代頃から伝えられてきたと言われています。

株式市場ができる以前の米相場の時代からの先人の経験から出てきた知恵です。

今回は主に投資をする上で、気にしている5つの格言をお伝えします。

 

・頭と尻尾はくれてやれ

・もうはまだなり、まだはもうなり

・見切り千両、損切り万両

・人の行く裏に道あり花の山

・売るべし、買うべし、休むべし

 

頭と尻尾はくれてやれ!

投資で一番利益を大きくする方法は非常に簡単です。

一番安く値段が下がったら【買う】

一番高く値段が上がったら【売る】

これで最大の利益を得ることができます!

・・・これ、できますか?笑

無理ですよね・・・

一番安くなるまで待つと買い時を逃し、一番高くなるまで待つと売り時を逃します。

どこが”一番安い”のかどこが”一番高い”のかは後になって、初めてわかります。

下がりきって上がり始めたら”買う”、上がりきって下がり始めたら”売る”

人によってやり方は様々ですが一番安いところと一番高いところは”くれてやれ!”

という事です。

 

もうはまだなり、まだはもうなり

もうこれ以上、安く下がることがないだろうと思った時ほど更に安く下がってしまう

まだまた、高く上がるだろうと思った時ほど安く下がってしまう

このように自分が予想したことに反して相場が動いてしまうことを意味しています。

先ほどお伝えしたように株の一番安いところや一番高いところを見極めることはとても難しいです。

あなたが期待した相場が大きく外れてしまったら、このことを思い浮かべ一度冷静になることが大切です。

気持ちが整わないまま、投資を継続してしまうと更に大きな損失を出してしまうことがあります。

それを回避するためにもこの格言は大切です。

 

見切り千両、損切り万両

相場を見切る【見込み違いだったと判断する】ことには千両の価値があり、

損切り【ロスカットをし損失を確定させる】をすることには万両の価値がある

このような内容を意味しています。

相場ではマイナスが出ていてもその内、株価が戻るかもしれない。

また株価が上がり始めるかもしれないと期待をしていまします。

ただ、機会を間違うとそのまま下がり続けて取り返しがつかないということがよくあります。

間違っていると判断したら、早めに見切りをする!早めに損切りをする!

そうすることで千両、万両の価値が生まれます。

とは言え、相場の動向については結局”相場の神様”しかわかりません。

判断は慎重にすることが大切です。

 

人の行く裏に道あり花の山

”花の山を見つけるには人が行かない裏の道を行った方が良い”

相場で利益を上げていくためには、人と逆のことをしよう!という意味です。

人と違うことをするということはとても勇気が必要なことです。

しかし、大きな利益を狙う場合は多くの人とは真逆のことをするとうまく行くという格言です。

ピンチはチャンスと言いますが、株価が暴落した時ほど投資のチャンスと捉え、大きな利益を上げる方がいます。

まさにこの格言通りですね。

 

売るべし、買うべし、休むべし

投資というと【買う】か【売る】どちらかというイメージが大きいと思います。

しかし、相場が不安定な場面やよくわからない場面では、動く必要はなく時には【休む】ことも大切という格言です。

個人投資は余裕資金でやるものです。

常に利益を出し続けなければいけないトレーダーとは異なり、休むことで”動かない”という選択ができます。

特権だと思ってよくわからない相場の時は休みましょう。

 

先人の知恵を借りて

いかがでしたでしょうか?

今も昔も相場は結局、自分の気持ちとの戦いだなと感じます。

欲を出しすぎることなく冷静な判断をしていくことが重要です。

あなた自身で投資の方針が決まらない。考え方がよくわからない。

そのような時は専門家の意見も参考にしながら、投資スタイルを決めていくのも良いと思います。

それではまた、次回。