携帯料金が高い!
みなさん、こんにちは!
マネーフォーキャストです。
最近、物価上昇の関係で家計改善の相談が増えています。
時代の流れと共に家計で負担する費用もいろいろ変わってきました。
今回はその中でも、ご相談の多い携帯電話の料金についてお伝えします。
スマホ代が高すぎる??
少し前に『日本のスマホ代は高すぎる!』というコマーシャルがよく流れていましたね。
スマートフォンが出る前と比べると料金がとても高くなったイメージです。
2010年にスマートフォン普及率が4.4%
→2022年は94.0% ※NTTドコモ モバイル社会研究所データ参照
ここ10数年で爆発的に普及していることがわかります。
料金は高くなりましたが、そのおかげで・・・
・地図アプリのおかげで道に迷わなくなった
・電車の時間やニュース・天気予報などがすぐわかるようになった
・ネットショッピングで安くものが買えるようになった
・ビデオ通話やSNSを通じて友人・家族と連絡が取りやすくなった
・映画や動画、音楽などを手軽に楽しめるため、行列の待ち時間が気にならなくなった
など、魔法の杖を得たような気分で、メリットを挙げればキリがないですよね。
価値としてみた場合、スマホなしでは生活が成り立たなくなってきました。
しかし、入ってくる収入が変わらない中で、家計に占めるスマートフォンを含めた通信費は確かに高いです。
どのくらい使用しますか?
一昔前は・・・
家計の見直し→【保険の見直し】
現在は・・・
家計の見直し→通信費【スマホ代】の見直し
こんな感じに変化してきています。
通信費の見直しは、家計の節約や経済的な健全性を確保するために重要な問題です。
それではどのような順番で考えていったら良いかを参考までにお伝えします。
現状の把握
通信費の内訳と利用状況の把握【携帯電話、固定電話、インターネットなど】
・どのくらいの料金を支払っているか?
・どのくらい通話を使用ているか?
・どのくらい通信データを使用しているか?
この内容を把握することにより、固定電話が必要なのか?携帯電話の通信プランが適正なのか?
無駄を洗い出すことができます。
どのくらい使用するかを家庭全体で把握することでそのご家族に適した通信プランを設定できます。
わかるんですが、面倒なんですよね・・・
適正な通信プランを把握したら現在のプランを見直します。
現在利用している通信会社でプラン変更をすることも良いですし、通信会社を変更するのも良いです。
現在はMVNOなどの格安な通信サービスを提供する会社も増えました。
中には今まで通常の通信会社でご家族4名で・・・
見直し前 毎月約30,000円 → 見直し後 毎月約10,000円
こんな例もあります。
格安な通信サービスを利用することで毎月の料金を大幅に削減できます。
また、削減できた分を貯蓄や投資に回すことで将来のお金を大きく増やすことができます。
例えば毎月2万円削減出来れば、年間で24万円、10年で240万円、20年で480万円・・・
そして、それを運用していけば、かなりのメリットがあります。
『面倒なんですよね、分かってはいるのですが・・・』
こんなことを言う方が正直結構いらっしゃいます。
確かに、慣れないことで面倒という気持ちはわかります。
しかし、一度変えてしまえば、そのままですので面倒なのは最初だけです。
なので将来の数百万のために今少し頑張るだけと言うイメージですね。
デメリットも実はあります
当然ですが、格安通信会社はメリットだけではなく、デメリットもあります。
・実店舗がない会社もある
実際のお店がなく、ネット経由でしか契約ができない。
・キャリアメールがなくなる
キャリアメールは【〇〇@do〇〇mo.ne.jp】のような通信会社のメールアドレスです。
通信会社の独自サービスのため、引き継ぐことができません。
最近はGメールなどを使う方が増えているのでこの辺りは気にならないという方が増えました。
・通信速度が下がる時間帯もある
通信会社によって、異なるようですが・・・
朝夕の通勤通学時間
お昼の休憩時間
夜間21−23時くらい
利用者が増える時間帯は速度低下を起こす可能性が高いといえます。
考え方の一つとして
メリットもあればデメリットもありますが、どちらも分かった上で見直しをすることが重要です。
私も使用していますが、昔と比べると速度に関してもあまり、差がないように感じます。
家計改善の上で大きな割合を占める通信費。
無駄な出費を削減し、より効率的にお金を貯めていくにはこのような考え方も参考にしてみてください。
それではまた次回。