126の法則ってなに??

みなさん、こんにちは!

マネーフォーキャストです。

以前『72の法則』のお話をさせて頂きましたが、今回は『126の法則』についてお伝えしていきます。

 

2倍になるまでの年数がわかる?

お客様 『この前72の法則を教えて頂いたのですが、今私は積立投資をしていますよね?』

『そういえば積立投資が2倍になるまでの期間を計算する方法ってないんですか?』

私  『あります!・・・72の法則が有名過ぎて伝え忘れていました・・・(汗)』

お客様 『いつも運用の資料を引っ張り出すのが面倒で、ざっくりでも良いので計算方法があると助かります』

お客様とこんなやり取りがあり、今回書かせて頂きました。

運用にはいろいろな法則や専門用語があり、少しわかりづらいですよね。

以前ご紹介した『72の法則』は一括で預けたお金が倍になるまでの期間を計算する方法でした。

少しおさらいすると【72÷7%の場合は、約10年】という感じです。

今回ご紹介する『126の法則』は、積立投資で資産が倍になるまでの期間を簡易計算する方法です。

毎月3万円積立てるとか毎月2万円積立てるなどコツコツした積立運用の場合に使って頂けます。

具体的な計算方法は、、、

【72の法則】 72 ÷ 運用利回り(%)=期間(倍になるまでの年数)

【126の法則】 126÷運用利回り(%)=期間(倍になるまでの年数)

例えば、運用利回りが7%の場合、期間は以下のように計算されます。

期間 = 126÷ 7 = 約18年

したがって、運用利回りが7%の場合、積立投資によって資産が倍になるまでの期間は約18年となります。

同じ7%運用でも一括投資の場合より長く年数が必要となります。

この方法は簡易計算であり、実際の投資では様々な要因が影響しますので、あくまでざっくりとした目安になります。

また、過去の運用利回りをもとに将来の成果を保証するものではない点にも注意が必要です。

投資においてはリスクやリターンを十分に理解し、適切な投資戦略を立てることが重要です。

 

どういう場合にこの方法を使うの?

コツコツ型の積立投資、つみたてNISAやIDECOなども基本的に積立投資となります。

現在運用されている利回りからざっくりと上記方法で計算することもできます。

長期運用で老後資金などを考える場合、この辺りの計算方法を知っておいて頂くと

【将来いくらの資産を作りたいか?】

【何歳までにその資産を作りたいか?】

【作った資産をどのように使っていきたいか?】

この辺りを明確化することができます。その上で、、、

毎月いくらまで運用に回せるか?

生活費をいくらまで使って大丈夫か?

という部分をハッキリとさせることができ、将来への漠然としたお金の不安が解消できます。

法則は絶対ではないということを理解する

ざっくりとした計算方法となりますが、運用はあくまで自己責任となります。

必ずしも法則通りに行くわけではありませんのでご自身が保有されている金融商品については定期的に

【このまま投資を継続しても良いか?】

【以前と状況に変化はないか?】

【別に検討した方が良いものはないか?】など

専門家の意見も聞きながら、あなたの判断でより良い方向へ資産形成をして頂くことが重要です。

それではまた、次回。